書物のかたちで残された 知。
マーク・ホサック博士による三冊の著書。それぞれが独立した一冊。いずれも幾十年もの実践(じっせん)から生まれたものでございます。この道を見出すだけでなく、それを担いたいと願う方々のための基礎の書でございます。
書物 は、伝授(でんじゅ)のしずかな形でございます。生の集いの中ではほんの一瞬の煌めきとして起こることが、紙の上ではご自身の歩幅でじっくりと辿ることができます。マーク・ホサック博士の三冊の著書は、シャーマニック・ワールズの系譜の文献化された支柱でございます — 狼シャーマニズムを奥儀の道として、シャーマニックな癒しの太鼓を実践として、レイキ・シンボルを諸伝統の橋渡しとして。
言語についてのご案内:『狼シャーマンの奥儀の道』および『シャーマニックな癒しの太鼓』は現在のところ独語版(どくごばん)のみでございます。『レイキ・シンボル大全』は英語版(えいごばん)その他多言語訳が刊行されております。日本語版はいまだございません。

狼シャーマンの 奥儀の道
本著書は、二十年余にわたる狼シャーマニズムの実践から生まれた、ホサック博士みずからの仕事の結晶でございます。一冊にまとめられた内容は、三つの文化圏における 大いなる狼 の理(ことわり) — 東アジアの狼、アフリカのキンイロジャッカルとルー・ド・バロン、北欧のフェンリルと狼十字 — および奥儀の道の伝授の段階、具体的な儀礼(ぎれい)、シャーマニックな道具との働き、ならびに祖霊(それい)の働きと護りの実践との結びつきでございます。
ホサック博士は二次文献からは書いておりません。各章にひとつの経験、ひとつの儀礼、ひとつの具体的な実践が宿っております。日本の狼を祀る社、コートジボワールのルー・ド・バロン、共鳴の場としての群れ — 神話の次元が、儀礼の手順にまで貫かれております。入り口の方には全体像と入門となり、経験を積まれた方には、読み手のその時々のあり方によって新たな層を開き続ける参照の書となります。
こちらの書はこのような方々のために
- 狼に惹かれてやまない方、そしてその理由を知りたい方
- 明確な系譜を備えた一貫したシャーマニックな道を求める実践者(じっせんしゃ)
- 出自や系譜にかかわらず、狼との深い縁をお持ちの方
- 学術的な根拠と生きた実践を一冊に求める読者
シャーマニックな 癒しの太鼓
太鼓は世界でもっとも古いシャーマニックな道具でございます。ほぼあらゆる文化に現れます — シャーマンを彼の世へと運ぶ馬として、大地の鼓動として、集いを結ぶ儀礼の律動として。本書はシャーマニックな癒しの太鼓の実践への入り口でございます。
ご自身の太鼓の作り方とその入魂から、変容の旅のための基礎的な律動、そして特化した用い方(祖霊の働き、力動物の召喚、儀礼的な浄め)まで。ホサック博士は具体的な実践から書いております — 何のためにどの律動を、儀礼をいかに組み立てるか、太鼓が内なる仕事の道具となるとき何に気を配るべきか。
こちらの書はこのような方々のために
- 律動がどこかへと運んでくれていることを感じ、その行き先を知りたい方
- 太鼓のお働きを深めたい実践者
- 太鼓を通して祖霊や力動物との働きへ入っていかれたい方
- もっとも古いシャーマンの道具をご自身の実践に担っていかれたいすべての方
レイキ・シンボル 大全
レイキ・シンボルに関する標準的著書でございます。多言語に翻訳され、国際的に増刷を重ねております。ホサック博士はここで初めて、レイキの各シンボルの悉曇文字の根を体系的に取り出しております — インドの仏教(ぶっきょう)より中国を経て日本へと至り、真言密教(しんごんみっきょう)において儀礼的力の担い手となった、あの密教(みっきょう)の梵字(ぼんじ)でございます。
本書はレイキの諸シンボルのシャーマニックな起源を解き明かし、それらが日本の実践においていかに用いられてきたかを示します — 西洋のレイキの簡略化された形ではなく、その源にまで遡って。これにより、橋がひらかれます — 西洋に知られたレイキから真言レイキへ、密教へ、シャーマニックな道教へ、そしてこれらのシンボルがそもそも由来する修験道(しゅげんどう)の伝統へと。
こちらの書はこのような方々のために
- 諸シンボルの真の出処を知りたいレイキ実践者
- レイキと日本の密教との橋を求める方
- 儀礼的な書の力を理解し、ご自身の実践に担いたい方
- アジアの書を儀礼的な実践として見出していかれたい方